各施灸法

  1. 知熱灸
  2. 無熱灸(温熱器灸)
  3. 丸尾式押し灸
  4. ドライヤー灸(カイロ灸)

知熱灸

経絡治療の父である井上恵理先生が考案された施灸法です。

比較的粗い艾で、母指頭大の円錐形の艾炷をひねり、施灸部位において線香で点火し、患者が温かみを感じたら申告してもらって取り去る。

経絡治療におけるほとんどのお灸はこれで事足りるほど、臨床で多用されている施灸法です。

無熱灸

宮脇優輝先生が、盲人鍼灸師でもお灸ができるようにと考案された施灸法です。

火を使わないので熱くなくやけどの心配もなく、煙もたたないので服に臭いがつくのを敬遠される職種の方にも対応でき、治療家にとっても衛生的です。

何と言っても小児への施灸がとっても楽です。

丸尾式押し灸

棒灸と日本手ぬぐいを用意する

施灸部位に、四つ折りにした日本手ぬぐいを当て、その上から棒灸をパッパッパッとリズミカルに押し当て、最後に熱を逃がさないように反対の手掌で優しく包み込むようにあてがう。

これを1壮として必要な壮数を加える。

熱いようであれば手ぬぐいを折り重ねて熱さを調節する。

ドライヤー灸

患者が自宅でできる施灸法として便利です。

中々頻繁に治療に来れない方には治療の一環としてセルフケアしてもうことができ、安心して継続治療をすることができます。

やり方は、灸点をおろしたツボに、熱すぎずぬるすぎず、気持ちのいい温かさの熱風が当たるように距離を調節して「1,2,3,4,5」と5秒間温めます。

これを1壮として、指示した壮数をやってもらいます。


痛くなく 熱くなく こわくなく 人にやさしく