学生と経絡治療のお勉強⑤

応用鍼灸治療学Ⅴ(内科)の5回目は補法の基本刺鍼を実習しました。
馴染みのある管鍼法ではなく、
撚鍼法(ねんしんほう)という初めての手技で難しかったと思います。
毎回授業の後半に行っている公開臨床で幾ら僕の鍼を見ているとはいえ、いざ自分がやるとなると話は別です。
手から手への実技指導ということで、最初に僕がみんなの腕に鍼をして受けてもらってやり方を見せて、それを即座に見よう見まねで今度は僕の腕に鍼を打ち返してもらいましたが、よくよく考えれば無茶ぶりもいいところです。

にも関わらずよくできました(*^^*)
本当にみんなには驚かされるばかりです。
みんなの飲み込みが早かったお陰で時間内に全員に実技指導をすることができました。
これでみんなを魔法使いにする仕込みは完了です。
来週からはいよいよ実戦編です。
2週に渡り診察診断から本治法終了までを全員にやってもらいます。
みんななら必ずできます。
大丈夫。
最後に、今日は体調のすぐれない学生たちに奇経治療でのセルフケアを指示しましたが、もう一度おさらいです。

例えば後谿-申脈であれば、主穴が後谿で従穴が申脈です。
先にくる方が主穴で後にくるのが従穴です。
必ず主穴から従穴の順にお灸してください。
治熱灸(温かみを感じたら取る施灸法)で主穴に5壮、従穴に3壮です。
熱さを我慢する必要はありません。
あなたにとって気持ちのいい温感ですえてください。
照海-列缺、外関-臨泣なら照海に5壮、列缺に3壮、外関に5壮、臨泣に3壮です。
金銀粒を貼付するなら、主穴に金粒、従穴に銀粒を貼ります。
先ずは毎日お灸してください。
段々と元気になってきます。
順番を間違えないでね。

ONE

鍼灸にはあらゆる流派や様式が在ります。 この多様性が日本鍼灸の優秀性のひとつだと感じています。 各流派に優劣は在りません。 それぞれに素晴らしい学術があり、互いに切磋琢磨する間柄です。 流派は違えど、患者を病苦から救うという同じ使命を持った鍼灸師に違いはありません。 元々1つです。 互いを認め高めあい、上工に成れるように、願いを込めてこの名前を付けました。 どうぞ、よろしくお願いします。