小児に対する経絡治療

症例①
👧「パパ-かゆいからはりしてー」
見ると右の肘窩が赤くなっている。
妻が言うには昨日何かにかぶれたらしい。
朝から色々用事があったが娘には逆らえず治療。

腎虚証で本治法。
右太谿に小里てい鍼で補法。

標治法は肩ぐうと蠡溝に施灸。
小児には温熱器灸で熱くなく。

治療は大人も子供も痛くなく熱くなく怖くなく人に優しくが基本です。
治療後、皮膚に艶がでて、赤みが少し引きました。

👨「どうかゆくない?」
👧「うんだいじょうぶ」
👦「次俺もやってよー」
👨「…💧」

ただのかぶれですから即効性がありました。
これもアレルギーですね。
治療室に来てくれるようなアトピーのお子さんだともう少し時間がかかりますがそれでも必ず良くなります。
経絡治療はよく効きます。
動画の最後にあるように客観性があるので患者の説得に使えます。
難しいですが再現性があるので習得すれば誰でも効果を出せるようになります。
この技術を伝えることが私の使命です。
※動画暗くてごめんなさい。
単純に前に置いて撮っただけなのでアングルもメチャクチャです。
参考になれば幸いです。

症例②
夜、臨床を終え帰宅すると…
👦「頭痛いねん、お父さん鍼して💦」
👨「どこや?」
👦「てっぺんちょい左😫」
👨「肝やな」
自宅の治療室へ。

診ると脉もお腹も肺虚肝実になっている。
右適応側の肺虚肝実証で本治法。
一鍼毎に検脉しながら、
右太淵、右太白に補法。
左太衝に堅に応ずる補中の瀉法。
左懸鐘に枯に応ずる補中の瀉法(※胆経の虚性の邪を処理する時に撮ろうと閃いたので動画はここから始まってます。陰経の補法や陰実の処理が視たかった方はごめんなさい)。

標治法は側面(少陽経)と背中(太陽経)に散鍼。分界項線には瀉法。肩甲骨内縁には深瀉浅補。

最後に止め鍼(中脘、非適応側の天枢、適応側の天枢、下腹部に火曳きの鍼)をして脉が整っているのを確認して終了(治療時間延べ10分強)。

治療後楽になってそのまま就寝😪💤

週末に研修会を複数控えているので、資料作りに没頭したかったのですが、頼られたらダメですね😅

自分を頼ってきてくださる患者さんはもちろん、自分のまわりの大切な人たちを救える喜びは鍼灸師の特権です。
学生のみなさん、こんなに素敵なお仕事はありません。

また、鍼灸は東西を問わず疾病治療が基本です。
鍼灸にもトレンドがありますが、先ずは疾病治療を基本において学んでください。
この基礎があれば何にでも応用できます。
そうしてトレンドを採り入れてください。
個人的には難病治療に情熱を燃やす時代遅れは大歓迎です。

鍼灸師の鍼灸師による鍼灸師のためのOWND ONE

鍼灸にはあらゆる流派や様式が在ります。 この多様性が日本鍼灸の優秀性のひとつだと感じています。 各流派に優劣は在りません。 それぞれに素晴らしい学術があり、互いに切磋琢磨する間柄です。 流派は違えど、患者を病苦から救うという同じ使命を持った鍼灸師に違いはありません。 元々1つです。 互いを認め高めあい、上工に成れるように、願いを込めてこの名前を付けました。 どうぞ、よろしくお願いします。